レッドクリフⅠ/Ⅱ
レッドクリフPart1/Part2を久しぶりに観ました。
はじめて観たのは、小学低学年のころです。父に連れられて家族みんなで映画館にいったことを覚えています。三国志の三の字も知らないような時期に何一つ聞き取れない中国語と1/3読めない字幕で観た思い出です。
戦っているということはわかりましたが、
どの時代の誰と誰が戦っているかなんてわからないのにもかかわらず、
挿入歌と映像の派手さによって印象深かったことを思い出します。
それから月日が経ち、何度も見返しましたが、
社会人になってからは初めての見返しでした。
正直エンターテイメントとしての赤壁の戦い映画がこれほど面白く感じるとは思いませんでした。それは自分に三国志を映画というコンテンツで楽しめるだけの知識や経験が身についたからだと認識しています。
知識は本当に人生を豊かにしてくれますね。
こんな些細なことから実感します。
監督はジョン・ウー、
彼は映画監督として成功したら赤壁の戦いを撮りたいといって実際撮影した作品がこの作品です。
ジョン・ウーと言えば鳩と二丁拳銃ですが、今回もやはり白鳩。赤壁を撮影する中でいくつかのシーンとして出てきます。
「もしかしたら本当に白鳩が使われていたかもしれませんよ」
と何かのインタビューで彼は語っていました。
中国/アメリカ/日本合同制作映画となります。製作費も100億円超ととても規模の大きい映画です。
完全に(B級)アクション映画なんですが、それでいてちゃんと感動できるからジョン・ウー監督のすごいところだよなあと思うわけです。(恋愛シーンはどうなのか...とも思うわけなんですが)
そしてとにかく俳優陣の顔が良い。
金城武、トニーレオン、張震、胡軍、ヴィッキー・チャオ…
もう顔面国宝の役者が勢ぞろい。顔見ているだけでも楽しいです。
内容もありきたりでオチや泣かせに来る箇所、わかっているのに引き込まれるのは
私がちょろいからなのか演者がうまいからなのか、監督の手腕なのか。
恥ずかしながら三国志の大まかな歴史は知っているものの詳細は知らなかったので勉強しようとおもいました。大学1年のころ、読むなら初めから!と意気込んで史記から読み始め途中飽きたんだよな~と今回は吉川英治の三国志から読み始めようと思います。
早速少年時代の劉備が登場しているところです。(ほんとうにはじめ)