おきばしょ

記録です。

SNS 少女たちの10日間

SNS少女たちの10日間を観ました。

Twitterで見かけて気になっていたドキュメンタリー映画でした。
軽い気持ちで見始めたのですが、途中で気持ち悪くなってしまって何度か休憩しながら見終えました。ドキュメンタリー映画といえど人の手が入っているので真実かどうかというのは判断できないのですが、それにしたって気持ちが悪すぎた。

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・あらすじ

巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋で、幼い顔立ちをした3名の女優(18歳以上)は偽のSNSアカウントで12歳のふりをするという任務を与えられた。各々の部屋のPCで、連絡をしてきたすべての年齢の男性とコミュニケーションを取った。当初のプロジェクトと同様、大多数の成人男性はビデオセックスを要求し、自身の性器の写真やポルノのリンクを送信してきた。なかには恐喝する者も。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家の万全なバックアップやアフターケアを用意しながら撮影を続けること10日間。児童への性的搾取者が徐々に尻尾を出し始めるのだった…。

・制作陣

監督はバーラ・ハルポヴァー、ヴィート・クルサーク

出演はテレザ・チェジュカー、アネジュカ・ピタルトヴァー、サビナ・ドロウハーです。

出演は幼く見える成人女性たち。
オーディションを行い、出演を決めます。こんなドキュメンタリー映画を撮ろうと思うんだと説明を受けて降りる方もちらほら。内容が内容ですしそれを踏まえて出演するかどうかを決めてねというスタンス。
降りていった人たちのなかには過去に被害にあっている人たちもいました。

・感想

冒頭にも記述したのですが、本当に衝撃的でした。
SNSの悪用は目新しいことではないのですが(残念ながら)ここまでひどいとは正直思ってもみなかったです。どういうことなの?

こんなことが日常にあふれかえっているなんて想像するだけで気持ち悪いし、罪のない好奇心が旺盛というだけで餌食にされてしまう子供たちが不憫でならない。成長の過程で興味を持つことは自然なことではありますが、相手と媒体が悪すぎる。

本来大人はストッパーの役割なはずなのに…

想像していた100倍衝撃的でまるでフィクションのお話のよう。

スカイプが悪いとかそういうことではなくて(実際に仕事で活用させていただいていますし…)人間の問題なのだなと思うともっとやるせなくなってしまいました。逆にどういう生き方をしたらこうなるのかとても興味がある…。性的趣向ではなく(もちろんそれが良いことだとは断じて言いませんが)お金儲けや私利私欲のためだけにやっているってことですよね?ほんとうに衝撃的で気持ち悪かった。
何度も止めたり休んだりして最後まで見終えた…という感じです。
口と目だけのモザイクがまた気持ち悪さを助長させている…。

内容的にはこういうことがあるよで終わりかと思ったらまさかの突撃でびっくりした。突撃しちゃったよ…。
怖いなあ。

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