永遠に僕のもの
・永遠に僕のもの
ずっと観たかったのに機会を逃していた映画の1つです。
あらすじ:1971年のアルゼンチンで12人以上を殺害した連続殺人事件の犯人である少年をモデルにした映画です。
1971年のブエノスアイレスで主人公のカルリートスが友人のラモンに魅入り、気を引きたいがために殺人や窃盗をおこなっていく物語。連続窃盗から連続殺人へとエスカレートしていって…最後にはというお話。
監督はルイス・オルデガ
役者はロレンソ・フェロ、チノ・ダリン、ダニエル・ファネゴ、セシリア・ロスら
製作にペドロ・アルモドバルが参加していますね。
これは色彩と音楽が素晴らしい映画でした。
美しいです。すえた匂いまでただよってきそうな映画。
監督も役者もはじめましてで処女作(監督は2作目)。
主人公は愛に飢えた完全なサイコパスなんだろうなあ~と思います
純真無垢な犯罪者ほど厄介なものはいないのではないでしょうか。本当の事件について詳しくは知らないのですが、この映画を観る限り、私怨でも快楽でもない殺人をうまく表現しているなと思いました。
最後のシーンが恐ろしく好きです。
これからも楽しみな監督とロレンソ・フェロです。