おきばしょ

記録です。

最高に素晴らしいこと

最高にすばらしいことを観ました。

最高に素晴らしいこと

Netflixで話題になっていた作品をやっと観ることができました。
ティーンエイジャーの恋愛物語ってあんまり得意ではないのですが、(甘酸っぱすぎるしどきどきしてしまうので)この最後にびっくりした。みんな病んでる。

 

ありきたりの恋愛映画かとおもったら全く違った。
先入観はよくないです。
パッケージに書かれていた「めいっぱいい輝いて生きる」の意味が分かった気がします。
これは個人的に、最近こういう系の映画ばかりあたるので思うことなのですが、やっぱり幼少期の虐待をどうにかしたいと強くおもうわけです。
なにができるんだろうなあ。
生まれる場所は選べないのでせめて救いの手だけでもどうにか、ほんとうにどうにかしたいのに力のなさにびっくりしてしまうのです。
個人的な主張として、死ぬときくらい自分で決めさせろ を一番のモットーに掲げているのですが、それまでに至るキツさはほんとうにもう無力としかいいようがない。
 
監督は、ブレッド・ヘイリー
彼の作品は以前から話題にはなっていたものの観る機会を逃し、この「最高にすばらしいこと」がはじめてでした。
なんとなく音楽映画を製作する監督であるイメージだったのですが、認識と違わずところどころに挿入される音楽のセンスが良く、耳に残ったのでこういう感じか!となりました。
個人的に映画を観るときに
フォーカスを当てる箇所が、音楽、音響なのですが、好みに当たると楽しくて観終わった後でもプレイリストで何度も再生してしまいます。
他にも・希望のかたまり・ハーツ・ビート・ラウド・ザ・ヒーローなどなど。 
役者はエル・ファニングジャスティン・スミスがメインです。
ジャスティンスミスは粗削りだけど良い役者だなと。ジュラシックパークに出演されていたんですね。気づきませんでした。
映画の内容ではとくにグループセラピーのシーンの彼の笑顔が良かったです。笑顔なんだけど不安定さと脆さが全面にでているあの表情。びっくりするくらい美しかったです。
このバランスを表現できてかつ不安定さが美しいと思わせる役者ってなかなかいないな~と思いながら観ていました。 
映画の内容的には最後駆け足かな~とおもったり、死というものを乗り越えすぎているなあというのが正直なところだったけど、美しかったので問題ありません。 ほかの作品も観てみます。
ネットフリックスオリジナルのおかげで出会えた監督や役者がたくさんいてありがたいな~と常々思っています。